写真の山は、カイラス山といいます。
チベット高原西部の厳しい大自然の中に屹立するカイラス山をトレッキングした際に、強く感じたことが現在の経営の根幹に有ります。
ここを訪れる巡礼者は、聖なる山の周囲を五体投地しながら巡礼するといいます。
巡礼者にとって最後の目的地であり、そして遠く遥かな天空の世界でもあります。
チベット仏教の教儀の輪廻転生は、人間界を転生しながら、生まれ変わるといわれています。
そして、地球も宇宙も回転しながらものすごい速さで宇宙のかなたへつき進んでいます。
はるかかなたの地球の行く末はわかりません。しかしながら、少しの間は地球上のありとあらゆる生き物は憎しみや暴力を無くし、助け合って生きてゆきたいものです。
我々は果てしなき道をゆく、運命共同体の旅人なのです。